EC事業者の本番インフラについて、旧環境のリプレイスおよび保守・運用改善を1年6ヶ月担当しました。
要件定義から設計、構築、テスト、移行、保守運用まで一貫して関わり、単純な環境移行だけでなく、運用負荷の削減や安定性の向上、インフラの自動化、AWS利用コストの最適化まで進めました。
背景
旧環境で利用していたサービスの終了に伴い、新しいインフラ環境へのリプレイスが必要になっていました。一方で、既存環境には運用やスケーリング、障害発生時の復旧などに改善余地がありました。
そこでAWS Well-Architected Frameworkをふまえ、AWSのマネージドサービスをより活用した構成への移行を提案し、運用の自動化と安定性の向上を図りました。
リプレイスと運用負荷の改善
新しい本番環境では、スケーリングや障害発生時の復旧を可能な限りAWS側の仕組みに任せ、人手による対応を減らすことを重視しました。これにより、従来よりも運用負荷を抑えながら、障害時にも自動的に復旧しやすい構成としました。
Terraformによるインフラのコード化
TerraformによるIaCを新たに導入しました。インフラ構成をコード化することで、手作業への依存を減らすとともに、構成管理を向上しました。またCI/CD環境についても整備し、継続的な変更を安全に行いやすい運用基盤を構築しました。
AWS利用コストの最適化
AWS利用コストについても見直しました。現状分析を行ったところ、コスト最適化を図る余地が大きいことがわかったため、購入オプションの活用を含む基本的なコスト最適化を実施しました。この結果、AWS利用コストを数十%規模で削減しました。この際、コスト削減のために保守性や信頼性を犠牲にしないことを心がけました。
担当範囲
本案件では、以下の工程を担当しました。
- 要件定義
- 基本設計・詳細設計
- インフラ構築
- テスト・コードレビュー
- 本番移行
- 保守・運用
- インフラの自動化
- CI/CD環境の整備
- AWS利用コストの最適化
主な技術領域
AWS / Terraform / Ansible / CI/CD / Docker / Linux / Python
※公開可能な範囲に限定して記載しています。
